ひとちが'凸凹山行日記♪
 
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ひとちが
1965〜1969 生
静岡県 在
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富士山発♪ ひとちが凸凹ライフ2
のんびりやの ひとしさんと あっけらかんとした ちがこさんの楽しい日常生活の記録だよん♪ 休日の山行記録を中心に綴るお気楽ライフの始まりだぁー!!

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バリエーションルートのその先に?

山名大桁山(836m)  
山行日2017/04/22
山行時間4時間(休憩を含む)
山行ルート鍬柄岳登山口P-バリエーションルートから川後石峠-大桁山-分岐-鍬柄岳-神社-P




登山口の駐車場からは釣鐘を伏せたような鍬柄岳の姿が見えた

スタート直後 地図をよく確認しないまま登山道に入ると
50mほど先の高い場所に神社がある分岐に出た

登山道は作業道のようで道幅も広く歩きやすく
分岐から神社にちょこんと頭を下げてそのまま作業道を進んだ
(これが大きな間違いでした)

しばらく進むとまたもや分岐
作業道は左右にわかれ登山道を示す赤テープ・標識はない
道幅も広い作業道、間違えてるわけがない

「 ありゃん? どっちかな? 」

右に進んで行くと何やらモサモサ足元には怪しい雑草が・・・
それでも更に進んで行く

「 あ 赤テープ♪ 」

遠慮がちにつけられた赤テープがあったので安心
モサモサ雑草の煩い細い小尾根から足場の悪い崖を下り
沢を渡って踏まれていないフカフカした崩れ落ちそうな崖を登る

「 なんじゃい これ関東ふれあいの道じゃないよね
でも赤テープあるからそのうち登山道と合流するら〜♪ 」

いいかげんな ちがこさんの言葉に納得いかないのか
無言になって後方をのろのろ歩く ひとしさん
明らかに地図に記載されている登山道でないことはわかった

「 どこで間違えたのかな〜? きっとこのまま進めば林道と交わって
横に沿って走ってる関東ふれあいの道と合流するよ〜 きっと 」

自信あり気に突き進む人を止めてもムダだと思いながら
渋々ついていくしかない ひとしさんであった

しばらく進むとちょっとモサモサしてるけど作業道らしき広い道に合流した

「 あ〜よかった よかった 広い道に出たから問題ないら〜!」

『 広い道に出たからといって自分たちがいる場所が
わかっているわけでもないのによく平気でいられるもんだ・・・ 』

心の中でムカついている ひとしさんがいる

ラッキーなことに鎖の張ったゲートにポンと出た 
目の前に舗装路 ふれあいの森から続く関東ふれあいの道に違いない

「 やっぱ出たじゃん よかったね〜♪ 」

いいのか悪いのか・・・
ホッとした ひとしさんの硬い表情も少し緩んだ

舗装路を登っていくと川後石峠に到着
鍬柄岳を最初に登る予定が大桁山からの逆コースになってしまった
それも誰も歩かないようなバリエーションルートで・・・

今度は【 絶対迷うことはないでしょ! 】と言わんばかりの整備された登山道を
歩き始めてすぐのこと、上からガサガサ音がした

見上げると20mほど先の山腹に動物の姿 かなりデカイ!
大急ぎで樹林帯にバリバリ音をたてて走って逃げていくのが見えた
 
「 あ クマだ! 」

「 ク マ? 」

ひとしさんの足が止まり後方で硬直しているのがわかった
クマが森に消えるまでの時間は短かった

「 もう行っちゃったから大丈夫だよ 」

クマが怖いより ちがこさんにはもっと怖いことがあった
クマを恐れて ひとしさんが先に進まないことだ
先に進まにゃピークは踏めない

こんな時はあの歌を唄うしかない

「 ある〜日 森の中 クマさんにであ〜った♪ 」

大きな声で歌いながら元気に進む
ひとしさんは固まったまま動こうとしない

「 早くぅ〜 行っちゃうよぉ〜っ! 」

ちがこさんの声に我に返ったのか 大急ぎで登ってくる ひとしさん
立ち止まることなく木の階段をズンズン登って大桁山のピークに

「まさかクマに会うなんて思いませんでした・・・」

まだ冷めぬ恐怖とまたクマと遭遇するんじゃないかという不安で
山頂を楽しむ余裕もないようだ

これから進むべき鍬柄岳はクマと遭遇した地点より若干上に位置する分岐まで一端戻り
クマが逃げ込んだ方向へ進まなければいけない
たぶん破線コースなので人も少ないだろう

「 さ〜 鍬柄岳目指してがんばろう♪ クマだってバカじゃないんだから
いつまでも同じ場所をウロウロなんてしてないよ 」

楽観的な ちがこさんとは対照的に
ひとしさんはキョロキョロと辺りを見回し落ち着きがない
鉄梯子を下り林道と合流 更に林道を横断して尾根沿いを進む

クマは姿を見せることはなかった

いよいよ 鍬柄岳のハイライト 鎖場登場
長い鎖の長さは100m、岩峰の上部に向かって続いている

岩峰を巻くように高度感のある鎖が続く岩のへりを歩く
今までの大桁山の樹林帯とは違い下仁田や富岡の町並みが見えた

岩稜の東端からはワイヤー伝いに細い岩尾根を
西端のピークに向かって高度を上げる
鎖がしっかりついているので怖さはなかった

岩の最上部に出た 石祠のある鍬柄岳ピークからの眺望は素晴らしい
西上州の山々がパノラマで並んでいる

遠慮がちに山頂を示す小さな木の標識が
梵天の支柱にくくりつけられていた

クマの恐怖から解放されたのか鍬柄岳のピークでは
ひとしさんもようやく笑顔になったよ

帰路はスタート時間違えたポイントの検証だ

地図通り下って行くとスタート直後に横目で何気なく通過した神社
阿夫利神社護摩堂の横にポンと出た

「 なんじゃい 朝挨拶したお神社さんじゃん!」

単純ミスでバリエーションルートを歩き、クマとの遭遇
予期せぬ事の連続だった群馬百名山であった


この日の写真はこちら

http://hitochiga.naturum.ne.jp/e2916236.html


17/06/13 17:44


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