ひとちが'凸凹山行日記♪
 
mail: pass:  17/03/28 23:02 

ひとちが
1965〜1969 生
静岡県 在
■ ホームページ ■
富士山発♪ ひとちが凸凹ライフ2
のんびりやの ひとしさんと あっけらかんとした ちがこさんの楽しい日常生活の記録だよん♪ 休日の山行記録を中心に綴るお気楽ライフの始まりだぁー!!

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山名弁当山(981m)  
山行日2016/10/22
山行時間2時間30分(休憩を含む)
山行ルート大下条浄水場上駐車スペース-東尾根コース-弁当山-西尾根コース-駐車スペース




弁当山
聞きなれない山名のこの山は長野県阿南町にある里山だ

ガイドブックには山名そのまま、気軽にハイキングとある
山頂まで林道早稲田木曽畑線がはしっているので車でも山頂に
行くことができる山なのだ

山頂までは1時間以内に登れる上、ステキな展望台もあり整備されているということ、
子供たちと登るには最適と思われた

さっそく登山口にある古ぼけた案内板を頼りに山の南斜面を登る
植林の枯葉が積もった登山道は暗く うっすらと道はあるもののわかりにくく
意外にも急で子供たちも苦戦気味

小さなコハは ちがこさんに手を引かれ登りにくい山斜面を一生懸命登る
花はマイペースだ

「ありゃ? 小学校の遠足にも使われている山からもっと簡単だと思って
たけど意外に大変だねぇ・・・」

途中、中央コース・西尾根コースと交わる分岐に出た
肝心な道案内の看板は倒木に押し倒されお世辞にも「気軽なハイキング」ではなさそうだ

道なき道のような山斜面を登りきると明瞭な尾根道に出た
小ピークを越えると弁当山の山頂広場の東屋横にポンと出る

山頂は車でアクセスできるだけありトイレもある
先の高台には立派な展望台が大きく立派だ
さっそく子供たちとカンカン鉄の階段を登ってみた

山名説明板・望遠鏡が設置されている
天気がよければ南ア南部の聖岳・池口岳、西方向には八尺山、南には天ヶ森など
眺めることができる360度の展望台

久しぶりに山に登ったコハ 文句も言わず最後まで登った
半年前は泣いてストライキを起こして嫌がったのも多々、しばらく登らない間に
当たり前のようにがんばって山に登る姿は確実に成長していることを感じさせた

貸切りの展望台の上でお弁当をひろげ山ごはん
誰もいないので 大声大会開催!

「勉強なんて大嫌いだー!!」 花
「ママ さつまいもの料理してー」 コハ

それぞれ言いたいことを大声で叫ぶ
気持ちいいね♪

下山路は林道がどれほどの距離であるのか不明なので選択するのをやめた
周遊できる西尾根コースを下ることにする

尾根をしばらく進み山腹をトラバースするコース
途中、山頂からつながる中央コースとの分岐
中央コースは山頂からの入り口が不明だった

西尾根コースはヤブ道で、子供たちは背丈ほどあるボサボサ生えた草を掻き分け
クモの巣をはらいながら悲鳴を上げて歩いた
それでも進むんだから根性がある

足場は悪く特に急斜面の細いトラバース道はお世辞にもよく踏まれているとは言えず
コハの手を引いて転んで滑り落ちないように気遣いながら少しずつ歩いた
上から大きな倒木が崩れ落ちるのではないかとヒヤヒヤする

何度も足をとられ転びそうになるコハ
そのたびに強く手を握り引っ張り上る

花を見守りながらサポートするのは ひとしさん
過去、弁当山で滑落した人がいたかどうかは知らないが
不幸な第一号にならないことを祈った
孫を預かるジジババの責任は重大なのだ

危険地帯を過ぎると朝通過した分岐に到着

「ついたー!」

嬉しそうに子供たちが叫んだ

子供たちの足元は靴もズボンも泥だらけ 侮ることなかれ弁当山!


comment:0 件 16/11/01 11:21




子供の遠足♪

山名大岳山(1266m)   御岳山(929m)  
山行日2016/10/15
山行時間6時間30分
山行ルート御岳山駅-御岳神社-天狗の腰掛杉-男具那ノ峰-鍋割山-峠-大岳神社-大岳山-峠-東屋-御岳神社-御岳山駅




今週は先月雨で登り損ねた山へ向かった

御岳山ケーブルカーを使って山頂駅へ
孫同伴なのでケチるわけにはいかなかった

大岳山の往復は御岳山駅からでも長丁場
孫に最後までがんばってもらうためには譲れないのだ

御岳山ビジターセンター前を通過し まだ営業支度の売店街を通過
御岳山の山頂である武蔵御嶽神社を参拝する

久しぶりの山歩きのためか孫は文句ブーブーで
あとどのくらいだとか、もう疲れただとか
歩き始めてすぐから足取りも重く先が思いやられた

しばらく歩くと天狗の腰掛杉に到着
ここは巻き道と奥ノ院を経由する道との分岐だ

『ありゃん? この杉見たことある・・・』
一瞬そう思ったが勘違いだろうと気にもとめなかった

奥ノ院から鍋割山を通過したころから孫のスイッチが入ったのか
尾根をどんどん一人で先に歩き出した

いいじゃん いいじゃん
さすが 山ガール 花♪

メインピーク大岳山に向かう
大岳神社の鳥居から先は岩登り
身軽な孫は岩をもろともせずスイスイと登る

狭い登山道は下ってくる登山者も多く道を譲り譲られ
もうすぐなのになかなかつかない

山頂に到着 お天気快晴♪
富士山がすっきり見える
花ちゃん大満足!!

広場には数えきれないほどの登山者がひしめき合いながら昼食中
とても長い時間滞在は無理なので記念撮影を済ませ早々に退散

『ありゃん? この山頂きたことある?』
見回せば なんか見覚えがある

『そんなことあるはずない』
似たような山頂だってあるもんだ

下山開始 山頂を目指す登山者はとぎれることなく
道を譲り譲られ徐々に高度を下げた

帰路は峠から巻き道を御岳山まで歩く楽ちんコース
商店街手前の休憩広場まで来ると目を疑った

『げ! このトイレ・・・』
振り返ると ひとしさんも同じことを考えていたらしい

「あのー この場所来ましたよね?」

「トイレ使った・・・よね?」

持ち合わせていた地図をよーく見れば過去歩いたコースが懐かしい
って やっぱ登ってるんじゃん 大岳山!

ひぃぃぃぃ〜っ!!

幸いにも別コースだったし、孫同伴
山バッジも買えたからよしとしよう

売店で生わさびをお土産に購入
わさびの葉っぱが飛び出た袋をブラブラ下げながらケーブルに乗車 
なんとも複雑な心境の ひとちがであった


comment:0 件 16/10/24 16:53




山+高原散策8時間♪

山名御飯岳(2160m)  
山行日2016/09/25
山行時間8時間
山行ルート五味池破風高原自然園P(乳山牧場)-破風高原コース-
分岐-破風岳-毛無山-御飯岳-毛無山-破風岳-リンドウ群生地-
破風高原展望台-乳山三角点-P




夕方は雨が降ったのに夜には満天の星が輝いていた
少し肌寒い高原の駐車場
麓方向に目をやれば善光寺平にたくさんの灯りが灯っていた
誰もいない駐車場はとても静かだった

早朝スタート
管理事務所横 広いダートの散策路をゆるやかに登っていく

乳山牧場は明治時代に創業
現在牧場は閉鎖され牛はいないが五味池破風高原自然園として
レンゲツツジ・リンドウの名所、五味池の景観とその姿を残している

散策路は牧場当時の作業道 ハイキング気分で登っていくと
放牧地であった敷地には枯れ始めたススキやカヤが一面覆う

標高が上がるにつれ後方パノラマに広がる善光寺平はガスの下に
北アルプス(北信五岳)が朝日に輝き今日は最高の山日和だ
素晴らしい景色に思わず何度も足を止め写真を撮らずにはいられない

「展望台」・「三角点こっち」など散策用の看板・分岐があるが
山のピークを踏んだ後時間があったら寄り道することにする

しばらく道なりに進んでいくと右側に「破風岳・土鍋山」と書かれた分岐
ここから広く歩きやすい作業道を外れ山道に入った
分岐をそのまま作業道方向に進むと「リンドウ群生地」らしい

さっそく笹道に突入
整備されているのでヤブではない 問題なし
昨日降った雨が足元を濡らす

赤く紅葉を始めた苔、つぼみのリンドウがきれい
足場が悪くヌカヌカと湿った場所が多く登りにくい

土鍋山との分岐手前はやや笹薮、分岐を左へ
15分も進むと絶景が広がる破風岳の山頂に
立派な標識もあり「信州ふるさと120山」にふさわしい山だと思った

眼下には毛無峠 数台の車が見える
御飯岳を目指している人たちのものだろうか?

右下には小串硫黄鉱山の荒々しい姿
毛無山の中腹には昭和40年代まで盛んに硫黄が採掘されていた頃の
輸送に使われていたのであろう錆びた鉄塔が数基そのまま残っている

そして毛無山の奥手に御飯岳が鎮座
横に長く左端がピークらしい

御飯岳登山は毛無峠からが一般的
五味池破風高原自然園からは破風山を目指す登山者はいても
御飯岳までは足をのばさないようだ

今日は山日和♪
時間をかけて山を満喫するは最高!
いいじゃん いいじゃん いっぱい歩こう♪

破風岳からの絶景を満喫し毛無峠に下って行く
激急坂・・・
九十九の登山道から転がり落ちそう

峠は長野と群馬の県境だ
毛無山は名の通り木々も生えていないカヤの山
山頂は眺望がよく下った破風山を眺めるにはグッド♪

毛無山を下り今度は御飯岳の登りに入った
キュっと急坂を登ると樹林帯に突入
登山道は狭く急で木々の間をよじのぼっていく

意外と大変ピークまでの道のり?

破風山・毛無山と眺望がよかったので御飯岳にも期待してしまった
これが大きな間違いで実際、御飯岳山頂は地味な標識・展望なし

「信州百名山」でもあり、「群馬百名山」でもあるのに
実に地味な山頂 少々納得いかない ひとちが

まあ、いいです・・・

山頂で記念撮影を済ませ御飯岳を下り毛無山を登りかえす
毛無山を下り峠から破風山を再び登った

「あ゛― ぢかれたねぇ〜」

どうせなら違うコースを歩こうと 今度は稜線に沿って乳山牧場方向へ
展望地があり岩から破風岳を眺めると切れ落ちた絶壁の先端のようだ
「破風」まさにその通りの山容

意外だったのはコースは広くゆるやかで登りに使った笹だらけの足場の悪い
歩きにくいのコースとはエラい違いの歩きやすい道だったこと

「なんじゃい こっちの方が楽ちんだったね」

道を下って行くと「リンドウ群生地」にポンと出る
つまりこのコースは作業道の終点だったわけ 

群生地のリンドウは数も少なく枯れたものが多い
登りに使った登山道脇の方が多く群生してきれいだった
リンドウ目的の人にはそっちのコース散策がオススメかもね

帰路は登りに使った分岐から少し入った場所にあった別の分岐
「五味池方向」に向かってみた
カヤとススキの牧場内「道なき道?」を下っていくとなんと偶然にも
朝スルーした「展望地」につながっていた

実際、牧場の作業道からの方が北アルプスや善光寺平の展望はよく 
「展望地」としなくてもいいような気もする

分岐には「五味池方向」と書かれていたが結局道がよくわからず
「展望地」をウロウロしているうちに元の作業道に出てしまった

そして今度は謎の「三角点こっち」の分岐に進んでみる
ひとしさんは どーでもいいみたいだけど気になった

標識通りにズルズル下っていくものの なかなかつかない三角点
牧場の迷路みたいな散策路には木がモサモサ生えている
木々は紅葉や黄葉を始め なんとも青空に映えてきれい

下り続けると少し開けた展望地に「乳山三角点」
すごく得した気分になった

樹林帯を下ると駐車場にポンと出た
五味池は残念ながら行けなかったけど「山+高原散策8時間」の
スペシャルなコースを満喫できたよ


comment:0 件 16/10/05 11:09




小布施の秋♪

山名雁田山(759m)  
山行日2016/09/24
山行時間4時間30分
山行ルートおぶせ藤岡牧夫美術館P-すべり山(表登山コース)-二の岩-雁田山-姥石-千増坊-滝の入城跡-千増坊-大城-小城-岩松院-浄光寺-せせらぎ緑道-おぶせ藤岡牧夫美術館P




須坂長野東インター降り 町中を通過
山に近づくと真っ赤に実をつけた林檎畑
赤い林檎と並んで仲よく畑で暮らしているのは
大きなイガの中から今にも転がり落ちそうな丸々太った栗

週末のお天気は微妙だった 土曜の方がよくない
ロングの山は日曜にまわし 今日は里山に登ることにした

美術館の駐車場は草刈りの軽トラで満車状態
町の人たちの奉仕作業が行われているようだ

駐車場の許可をとるために美術館に一歩足を踏み入れると
そこには絵本を手掛ける藤岡氏のかわいらしい絵が並んでいた

思わず足が止まった
寄り道して見学していきたい

『ダメダメ 山歩きにきたんでしょ! 出発しますよ』

目で訴える ひとしさん

スノーボードのジャンプ練習場横を通過し
すべり山登山口(表登山口)からとりつく

登り始めてすぐ目に付いたのは登山道に落ちている山栗
里と同じように山栗も旬を迎えていた

美術館はともかく、小ぶりの山栗を見ないふりして通過できず
さっそく登山道から踏まれていないフカフカしたヤブに入って拾いまくる

「かゆいですぅー」

さすが里山、まだ蚊は健在

ひとしさんが栗拾いに飽きたころビニール袋は満パン
せっかく日帰り山行で軽いはずのザックは ずっしりと重くなった
これじゃ ボッカ訓練みたいだ
標高の割に急登の雁田山

見晴台を過ぎ一等三角点のある山頂に到着
眼下には小布施の町が広がる

山頂から北東方向に尾根をたどると展望園地
ここが事実上の雁田山の山頂だ

善光寺平の先には北信五岳(斑尾山・妙高山・黒姫山・戸隠山・飯縄山)が
望まれるのだがあいにく今日は山々は雲に隠されて見えない

孫と姥が岩になったという伝説の姥石
伝説の中に出てくる遠洞湖田んぼがよく見えた

いくつか小ピークを越すと千増坊(最高地点)
コースはここから尾根を下るのだが、足をすこしのばして
滝の入城跡まで進んでみる

少し開けた雑木林
朽ちかけた白い標柱が一本に立っていた

千増坊まで戻り急な尾根をくだっていく
大城・小城跡を通過、北斎の天井画で有名な岩松院に出た

せっかくなので岩松院に立ち寄ることに
本堂横には福島正則の霊廟がある
たくさんの観光客がお寺散策を楽しんでいた

汗くさい身体、泥で汚れた山靴
逆コースにすればよかったと後悔

他人になるべく迷惑のかからないように隅っこに山靴を脱ぎ
少し離れた場所で天井画「八方睨み鳳凰図」を眺めた

車も人もほとんどいない舗装路のせせらぎ緑道
右には林檎畑、左は山、名の通り川が横を流れ涼しい

途中にある浄光寺にもお参りに立ち寄る
ここは国の重要文化財、がん封じ・良縁成就と
パワースポットとしても有名みたい

山門に設置されたボタンを押すご住職声が流れた
すてきな石段をお寺の由来など聞きながらゆっくり上る

里山と麓の寺を巡る山歩き
お天気がイマイチでも楽しめるコース

美術館の駐車場に到着
おぶせ温泉を楽しんだ後、明日のスタート地点に向かった


comment:0 件 16/10/05 08:37




意気地なし!

山名迦葉山(1322m)  
山行日2016/09/17
山行時間1時間
山行ルート弥勒寺-和尚台・胎内潜岩-弥勒寺




帰省していた息子を大学寮に送りながら家族旅行

残念なことに台風の影響で天気はダメダメ
移動途中 沼田から天狗のお寺「迦葉山」へ立ち寄る

今日は山頂を目指さないプチクライミング
山登りは卒業したジジババをお寺に残し息子と三人でゴー♪

寺から続く山道を25分ほど登ると崩れそうな和尚台
お堂の風化は進んでいるものの岩の根元にひっそりと建っていた

お胎内の大岩の裂け目につけられた鎖に手をかける

「ありゃん? この鎖場どうやって登ったっけ?」

この鎖場も5年前と変わっていない
錆びた鎖はY字に下がったまま、最初の足かけが大変だ
岩には足の架け場はなく登りにくい

「体力落ちて思うように身体を持ち上げることが
できない年になりましたねぇ〜」

後方 ひとしさんが笑った
元々お尻は重かったけど近年更に重くなったのも嘘ぢゃない

「何お〜っ!」

意地になって身体を岩にこすりつけるようにして這い登った
こすれた肘が岩で擦り傷になってヒリヒリする

クライミングジムの経験はあっても
自然石を登ったことのない息子は興味半分、緊張気味

「いいよ〜っ 気をつけて登ってきてね〜っ」

油断すれば頭をぶつけそう
身体をよじりながら登るスリルあるチムニー

岩の小さな棚には石仏が安置
お胎内を登る修行者や登山者を暗い岩の隙間から
何十年、何百年と見守ってきたのだ

岩屋の上部には古ぼけた祠
お胎内から麓を見下ろすように数体の石仏が
祠を囲むように安置されている

お胎内から出ると左の大岩には
ほぼ垂直に登る鎖がつけられている

大岩の表面には苔がつき、ヌルヌルした岩は登りにくい
錆びた鎖は切れそうで握った手についつい力が入った

「いいよーっ!」

垂直に登った先も鎖場は続く
大岩の横移動だ

上へ上へと鎖はつけられ ひたすら鎖をつかみ岩の上を目指すのみ

あ゛― コワ

5年前、初めて登った岩は勢いで登れた

無理! やめとくよ
二人でのぼってきて

下りの鎖の恐怖が蘇り足がすくむ

スルスルと登る二人を見送りながら一人
中腹の岩に腰掛け景色を楽しむことにした

おー スゲーっ!

歓喜極まった息子の声が岩の上から聞こえた

岩の上から見えた景色
息子にはどのように映ったのだろう?

コエーっ!!

悲鳴に近い情けない声を上げながら
息子が鎖を降りてくる

楽しさと怖さが半々の迦葉山の和尚台
プチクライミングだったけど楽しかったかな?

母は意気地なし・・・だったよね
あはは。。。


comment:0 件 16/09/20 17:44




息子と共に♪

山名木曽駒ヶ岳(2956m)   宝剣岳(2931m)  
山行日2016/09/10
山行時間4時間30分
山行ルート千畳敷-極楽平-宝剣岳-中岳-木曽駒ヶ岳-中岳-乗越浄土-千畳敷




大学の夏休みで帰省した息子と山に出かけた

高校に引き続き大学でもワンダーフォーゲルに入部し
すっかり逞しい山男?になった息子

サークルでは通常では20キロ以上、連泊では30キロ以上を
背負って山に毎週入っているそうだ

浅黒く日焼けした顔、年期が入ったザック・・・
弱音を吐きながら初めて登った山からもう10年にもなる
今では楽しんで山に登る立派な山ヤだ

「ボクが重い荷物は背負うよ」

いつの間にか頼れる存在になった


数年前、天候不順で流れてしまった木曽駒山行
まだ中央アに足を踏み入れたことのない息子にとっては新しい山域未知のエリア

今回はロープウェイを使い いいとこ取りで山を周遊
青空と秋めいてきた山の風を感じながらの素晴らしい一日となった

千畳敷から極楽平へ
赤く実をつけたナナカマドが美しいカールに映えている

ゆっくりとした足取りで景色を堪能しながら稜線を目指す
後方には小さくなっていくロープウェイ駅と八丁坂を登るたくさんの登山者

南アルプスの山々が並び小さく富士山が顔を出す
なんていい日に登れたのだろう

極楽平に出た
南西には三ノ沢岳に続く登山道が見える

ストックをしまい岩場を越えていく
鎖のついた急な岩場は高度感抜群でパノラマに広がる景色を堪能できる
余裕もなく真剣に登り下り

数年前なら「気を付けてね、ちゃんと三点転確保で無理せずに」とかけていた言葉も
今では「お母さん気をつけてね」と先を越されてしまう

宝剣岳の山頂付近は渋滞で順番を待って山頂の岩に立つ父と息子
青空に向かって両手を大きく広げ最高地点を独り占め

宝剣山荘から中岳を越え木曽駒ヶ岳へ
たくさんの登山者に圧倒される

いつの間にか成長した息子を眺めながら いつまでも傍にいる子供ではないと実感
嬉しさと寂しさを同時に感じる複雑な心境であった

北には乗鞍岳、北アの山々、槍ヶ岳もしっかり見える
西には噴煙が上がる御嶽山

中岳を登り返し乗越浄土から千畳敷へ
ここもまた登山者の長い列ができていた





comment:0 件 16/09/12 18:18




新潟の山にいざ出陣!

山名越後駒ヶ岳(2003m)  
山行日2016/08/20
山行時間8時間30分(休憩を含む)
山行ルート枝折峠P-明神峠-道行山-小倉山-前駒-駒ノ小屋-越後駒ヶ岳-ピストンでP




金曜の夜自宅を出発 6時間かけて枝折峠に到着
明日の山行に備えて すでに何台もの車がスタンバイ

車の横にテントを張る人、車のシートを倒し仮眠する人と
スタイルはさまざまだ

車外にテーブルを出しお弁当を食べ始めたのはいいけれど
暗闇なのでいったい何を食べているのかよくわからない・・・

闇鍋ならぬ 闇弁

しばらくすると ひとしさんが大騒ぎ

「かゆいです かゆいです 何かいます」

蚊の襲撃だ 残りのお弁当を口にへしこんで大急ぎで車に逃げ込む

防虫ネットをかけて開け放った車の窓からは満月の明るい月
月の光が明るすぎてなかなか眠れない・・・
湿けった涼しい風が時々吹き込んでくる

舗装駐車スペースはしばらくすると満車状態 
出遅れた人は下にある未舗装の駐車場に さすが百名山

早朝3時半 
ひとちがの迷惑な目覚ましで車泊仲間の登山者も動き始めた

少し明るくなり始めた登山道
ヘッデンのお世話になることもない

月が駒ヶ岳の横に浮かんでいる
振り返ると北西に八海山の姿

明神峠に到着
手前にあった神社に手を併せ山行の無事を祈る

すっかり夜が明けた
尾根から見えるゴツゴツした荒沢岳の頭にもガスがかかっていた

「天気崩れてきそうですね・・・」

朝日に照らされた駒ヶ岳もいつガスに巻かれるかわからない
一刻も早く山頂に行きたい

コースから少しそれた道行山のピークに立ち寄る 
銀山平と奥只見湖がガスの切れ間に見える

所々木道が敷かれ湿原がポチポチ
赤く色づいたガマズミともうじき赤くなるであろうナナカマド

もっさりとした尾根は徐々に標高を上げ小倉山を越えると
植生が変わり山の雰囲気も変わった

百草ノ池の横を通過する
池は立ち入り禁止となっているため周囲はヤブ

岩場の急登となり前駒まで一気に登る

途中 ひとしさんがバテ気味のためザックをチェンジ
しばし重たいザックが ちがこさんにおんぶした

下に小さな丸が見える 百草ノ池だ
駒ヶ岳が近づくにつれガスが山を覆ってきた

「きゃぁー ダメじゃん」

「このエリアの山は相性が悪いのかな?
八海山の時もエラくガスでしたよね・・・」

「ありゃん? 小屋がある」

見上げるとすぐそこに小屋の屋根
前駒がどこかわからず どうやら駒ノ小屋まで
一気に登ってしまったようだ

小屋の前の広場は展望地
ガスで周囲は真っ白け

ベンチに腰掛けしばし休憩
地図を眺めると記載されたコースタイムより早い上
山頂が見えたためか ひとしさん復活!

「ザック変えますね」

重たいザックは再び ひとしさんの背中におんぶした

小屋の横に設置されている鐘を鳴らし山頂へ向かう
急登の斜面には白い秋の花がちらほら

中ノ岳との分岐を右に曲がって少し登った場所が山頂だった

ガスとの競争に負け やっぱり山頂は真っ白け
山頂標識と記念撮影し下山する

「八海山と同じ今回もガスでしたね・・・」

標高が下がるとガスは消え 強い夏の日差しにかわった
暑いのと少々お腹が減ったのと疲れたので足取りが重い

休憩しようにも微妙に休憩できる場所がないのと
日影がないのと風がないのと猛烈な暑さに苦しめられた

同時刻に登頂した登山者たちも同じように黙々と下山している

登りはウキウキ気分だったため時間が過ぎるのが早かったが
帰路は長いこと 長いこと・・・

それでも予定時刻より2時間も早く駐車場に到着♪
山頂はガスで残念だったけどちょっと得した気分

麓に戻ると まだ収穫前の田んぼには青々した 
魚沼コシヒカリの穂が風に揺れていたよ


comment:0 件 16/08/24 08:07




トンガリ♪ トンガリ♪

山名槍ヶ岳(3180m)   大喰岳(3101m)   中岳(3084m)   南岳(3033m)  
山行日2016/08/13 -15
山行時間13日/5時間・14日/11時間30分・15日/4時間(各日休憩を含む)
山行ルート13日:新穂高温泉P-穂高平小屋-白出沢出合-滝谷出合-槍平小屋

14日:槍平小屋-分岐-千丈乗越-槍ヶ岳-飛騨乗越-
大喰岳-中岳-南岳-南岳新道-槍平小屋

15日:槍平小屋-滝沢出合-白出沢出合-穂高平小屋-新穂高温泉P




その日が来た
いよいよ混み合うお盆の北アルプスへ

地図を眺めながら ちがこさんは悩んでいた

『今年は ひとしさんのお盆休みが短いから山にこもれるのは
3日しかないよねぇ〜 どうしたもんだか・・・』

せっかくの夏休み できればアルプスに行きたかった
悩んだあげく重たい腰を上げることに

『決めた! 今年こそ槍ヶ岳に登ろっと♪』

新穂高温泉Pから大きなザックを背負って出発
久しぶりのテント泊、心がおどった

しかし久しぶりゆえ大きな壁が立ちはだかっている
「三大無理」 という壁だ

1 長時間歩くのは無理
2 標高差のある道は無理
3 重たい荷物は無理

これじゃテント泊しない方がいいじゃん
と思われても仕方ない
でも無理なもんは無理なのだ

しか〜し

初日は標高差の少ない林道歩きが主
二日目は軽ザックでアタック
三日目は初日同様 標高差のない林道歩き

と今回の山計画は完璧なのだ!!

白出沢出合を境に林道は終わり山道となった
滝沢出合で沢にかけられた細い橋を渡り
三日間のベースキャンプ地の槍平に到着

丁度 お昼になりました♪

テン場から見上げた山々の上にはガスがたまっている
ガスの上に出ればお天気はよいのかもしれない

でも 今からは まったりタイム

テン場から1時間程度で登れる奥丸山は笠ヶ岳や穂高の眺望が
よいとのことだけど ガスがウヨウヨしているので登るのは断念

槍平まで5時間、荷物運び+寝不足でややお疲れ気味
ビールを飲み夕刻にはテントで爆睡の初日であった

二日目、早朝3時起き
4時にテン場を出発した

ひとちが同様 テント族たちの出発は早く次々とテントはなくなった

「すごいねぇ〜 みんなテントかついで上まで登るんだ」

「ですね・・・ 私たちには無理ですね 体力ないし」

登るにつれ南方向には雲海が広がり乗鞍岳が浮かんでいる
少し西には笠ヶ岳が朝日を浴びて聳えていた
東には穂高の峰々が凸凹と連なっている

「きれいですねぇ〜 来てよかった」

分岐から飛騨乗越方向にはたくさんの登山者
ひとちがが選んだ千丈乗越方向は誰もいない

夏の花が終わり秋の花が咲いている急坂を花畑をみながら
九十九に登っていく

見上げた西鎌尾根が雄大なアルプスを感じさせた

乗越まで登った
稜線上は風があり寒いくらいだ

北側には鷲羽岳を始め遠く水晶岳
赤くただれたような硫黄尾根の景色が広がる

登山者で賑わう槍ヶ岳山荘に向かう
ご来光を山頂で迎え下ってきた登山者たちが山荘の前に溜まっている

夏休みは槍ヶ岳の梯子場が渋滞すると聞いていたが思ったほどでもない
上手い具合に混雑の波の間に登頂するチャンスを得たようだ

ほとんどの登山者の背には荷物はなくヘルメット姿
梯子場から落っこちたらヘルメットがあっても?

順番を待って梯子を上った

とうとうトンガリ山の頂に立った
紺碧の空が広がり周囲には雲ひとつない

なんと素晴らしい天気に登ることができたんだろう!
山の混雑を恐れて遠のいていた時間が惜しかった
そして今この短い時を満喫できることが嬉しかった

「とうとう来たね♪」

「はい〜っ!」

大満足で梯子を下る

山荘から大喰岳・中岳・南岳を越える
後方に今登ったトンガリ山の美しい姿が小さくなっていく

「あのー 周遊でテン場までちゃんと帰れるんですか?」

いつものごとく時計を気にする ひとしさん

「いいじゃん 日が沈む前までに下ればいいんだから」

いつものごとく いいかげんな ちがこさん

午前中は天気がいい予報だが午後は崩れる
遠くの山にいた雲が徐々に押し上げられ
トンガリ山に向かって押し寄せ始めていた

アップダウンしながら大喰岳・中岳・南岳を越えた

槍付近にはたくさんの登山者がいたが このルートは
ほとんど人がいないのが不思議・・・

南岳小屋から新道を下る
すっかり稜線はガスで白く覆われた

「よかったねぇー 天気もってくれて
これから樹林帯だからもう景色はないもんね」

新道のガレ場を下る
足元が崩れそうでへっぴり腰

ガレ場が終わると細尾根のおっかない橋や
崩れて修復されていない梯子なんかの連続・・・

虫がひどく目も開けられない
コース選択をミスったような気がする・・・

午後3時半テン場に到着
11時間半のロング山行となった

1999年に開通した新道について小屋のスタッフに聞いた所
ほとんど新道は下りには使わないそうだ
ついでに登りにもあまり推奨はしていないらしい

新道は自己責任でお通り下さい

テントに戻り再び まったりした時間を過ごす
天気は徐々に崩れていった

夕食は小屋食、午後7時には爆睡
三日目の朝を迎える

初日に断念した奥丸山はやはり雲に覆われ
登ってもアルプスの山々を眺められるような状態でない
テントを撤収下山することに

白出沢出合を過ぎたあたりから雨が降りだし
次第に強くなっていった

カッパを着こんで駐車場までの林道を歩く
山頂の小屋から下山してきた登山者たちに聞くと
稜線は風が強く槍はガスに覆われていたそうだ

女心と山の天気?

お盆山行は好天に恵まれたアルプスの絶景と
まったりしたテントの時間を過ごすことができた
すばらしい山旅となった


comment:0 件 16/08/23 15:02




スゴいぞ 山草履!

山名小菅山(1050m)  
山行日2016/08/08
山行時間4時間30分(休憩を含む)
山行ルート講堂P-三の鳥居-奥社本殿-小菅山-北竜湖の館-
七福神-六地蔵-三の鳥居-P




車泊した道の駅からほど近い
北竜湖の上に位置する小菅山

この山は戸隠神社・飯縄神社と並ぶ北信濃三大修験場のある
小菅神社の奥社本殿を持つ山であ〜る

修験霊場というだけあり奥社までの長い石段やロープ場は
麓にあるフツーの神社に参拝するのとは別格だ

昨日 道の駅から素晴らしい花火を堪能させてもらったので
小菅神社から小菅山、北竜湖を周遊するコースを狙った

とはいえ ひとしさんは乗り気でない

「昨日 佐武流山で大変だったのにまた登るんですか?
今日は登らないって言ってたじゃないですか・・・」

「あ〜そうだっけ?
神社さんだからぺんぺん草履で登れるよ
奥社まで行けばいいからさー」

と いつものいいかげんな言葉に誘導されるがまま
ペンペン草履で駐車場から出発した

本当に登れるのか?

三の鳥居から見上げた階段は素晴らしかった
石段は苔むし 独特の修行場らしい雰囲気がバンバン
テンションが上がる

鳥居の横には親切に木の枝の杖やら 金剛杖なんかがあって
自由にお借りできるのが嬉しい

「あっストック忘れたね
よかった〜 借りちゃお〜っと♪」

気に入った杖を借りてルンルンの ちがこさん

「ホントにペンペン草履でなんかいいんですか?
いっつも適当なんだから・・・」

「だって昔の人は登山靴や運動靴なんてはいてないじゃん
みんな藁草履がフツーだったんだから平気だよ」

意にかなったようなこと言うもんだから何にも言えなくなって
ショロショロと ちがこさんの後方をついていくしかない

180本もの杉の大木が並ぶ並木道
どの大木も樹齢300年を超えるお年寄り?

御座石・愛染石・隠れ石・鏡石・船石・不動石など
参道沿いには名前がつけられた石が並んでいる

奥社が近づくにつれ道は荒々しくなる

「ペンペン草履でホント行けますか?」

まだ言うか!

ずんずんおかまいなく登っていく ちがこさんを追っかけて
アブを払いながら汗ダクで登る ひとしさん

奥社に到着 社殿の横にある水場の水は冷たくて美味しかった
しばらく休憩してから山頂に向かうことにした

「え? まだ行くんですか?
山頂でしょ? ペンペン草履じゃ無理じゃないですか?」

「いけるら〜」

ずんずん山を登っていく
すごいぞ 山草履!

*ひとちがの言う「ぺんぺん草履・山草履」とは
モンベル製のビーチザンダル?のことです

美しい女神の森と呼ばれるブナ林を歩く
標高差もほとんどなく小菅山の稜線は最高♪

真夏だというのにブナ林は涼しく快適
歩いている人がいないのが不思議なくらい

看板に従い山頂へ向かう
たぶんここが山頂だろうと思われる三角点を発見
ゴキゲンな ちがこさん

「これからどうするんですか?」

「もちろん 北竜湖に下るよ」

「え゛― まだ行くんですか?」

奥社から西尾根下山道を下るものと信じていたのに予想外
時間と観光地図を見ながら不満そうな ひとしさん

「いいじゃん いいじゃん!」

結局 ちがこさんの予定通り北竜湖まで下り湖をほぼ一周
帰り道を間違えて炎天下の長い道路歩き

ようやく正規のルートへ

ポンと出た六地蔵さんがら再び参道をヒイヒイしながら上り
お借りした杖を三の鳥居まで返しに戻った

2時間の予定だったお参りコースだったのに
気付けば4時間半のペンペン草履山歩き周遊コースになっていた

これもまた修行?

楽しかったから許してね
ひとしさん♪

うはは。。。


comment:0 件 16/08/23 07:44




2016 中年の証明♪ U

山名佐武流山(2192m)  
山行日2016/08/07
山行時間10時間10分(休憩を含む)
山行ルートドロノ木平登山口-エラクボ林道出合-檜俣川林道分岐-檜俣川降下点-物思平-ワルサ峰-西赤沢源頭-坊主平-山頂-ピストンで登山口




ちがこさんの山調べによれば・・・

佐武流山は平家落武者伝説の秋山郷から登る
中津川を挟み反対側には荒々しい鳥甲山が鎮座
そして何と言っても日帰りロングの手強い山

みなさんの山記録を拝見すると手持ちの地図の平均コースタイムより
微妙に時間がかかっているのが気になった

そんなに登りにくい山なのか?

登山口までもアクセス時間が長いため早朝出発するには
真夜中に自宅を出発しなければ不可能と思われた

結果 深夜12時出発
Am5:30登山口に到着

スタートは「佐武山近道」と看板があるドロノ木平
すでに一台道脇に車が駐車していた

「よかった先人がいるね♪」

のんびりはしていられない
下山時間を計算すると一刻も早く出発した方がよいと思われた

「さぁ 行きましょう!」

暗ぼったい登山道を登っていくとモサモサと草がうるさい
オオバコがはびこり 笹がワサワサ・・・

「なんじゃい 近道って草ボーボーじゃん」

この道は「大岩歩道」と名がつけられている
しばらく進むとエラクボ林道と交わる

車を停めた林道の先にゲートがあり先につながる林道を歩けば
同じ合流地点に出るのだが「近道」を選んだ

しかし結果は

「近道」を選んでも林道は長い
「近道」を選ばなかったら林道はもっと長い

長い林道歩きは結局避けることはできないわけだ

エラクボ林道出合からの檜俣林道は
草ボーボーで道幅も狭く嫌いなる 

と?
おじさんとおばさんが林道を下ってきた
どうやら登山口に停めてあった車の持ち主らしい

「すみません 降下地点ってこっちでいいんですか?」

あまりに長い林道なので道間違えしたのかと不安になったらしく
降下地点まで到達しないうちに戻ってきてしまったようだ

「一本道ですから間違えないと思いますよ」

おじさんとおばさんをお供に降下地点までずんずん歩くことになった
ようやく林道からの降下地点発見!

足場の悪い草がボーボー生えた急坂を檜俣川の徒渉地点まで下る
おじさんとおばさんも遅れまいと ひとちがに続く

目の前の沢には大きな石の上を水がザーザー流れていた
足を置いた石が滑って悲惨なことにならないよう祈る

張られているロープを片手に山靴でザブザブと川を渡り始めた
ありがたいことに靴に水が浸入する程の水量ではない

徒渉成功♪

後方に残された おじさんとおばさんには悪いけど 
マイペースにずんずん山を登っていくことにした

お気をつけて♪

気温は高く猛暑
ひとしさんのザックには6リットルの水
あまりの重さに無言で地面とにらめっこして登る

汗がボタボタ落ちる
立ち飲みせずにはいられない

座って休憩なんて場所も見当たらず
物思平まで急登をひたすら登る

「あ゛― 大変ですぅ…」

花もなく展望もなく その上暑く
ひとしさんの心は萎えていた

ロープ場をいくつか上り下りする 
時折右側に佐武流らしき山がチラチラ見えた

足場の悪い木の根っこがもじゃもじゃ生えた場所を越え
右展望が開けたワルサ峰に出た

ちょびっと救われた感じ
苗場山がよく見える
先には佐武流の山頂も♪

ワルサ峰は日影がないので休憩できず
少し先の木陰に座って小休止

ロープ場を下り登りかえすと西赤沢の分岐
苗場山へ向かうルートが続いている

体力的にゆとりがあれば苗場山も周遊したかった
でもね、先の赤倉山方向は酷いヤブとの情報なので却下

坊主平を過ぎ山頂に向う
山頂はほとんど展望もない 微妙な左側の景色のみ
ひょろろんと山頂標識が立つ

先に進めば白砂山
こちらも道はなくほとんどがヤブ
もちろん白砂山の姿も見えない

「大変だったよね〜」
「暑かったですぅー」

山頂に立ったものの この山のよさがイマイチ伝わらず
ただ暑いのと これから帰る道のりを考えただけで
テンションが下がっていく

「じゃ 帰えろっか・・・」

登頂記録の写真だけは撮影できたので下山開始
途中 1時間遅れで おじさんとおばさんとすれ違った

長い道のりを下り林道に出た
長い林道は これでもか! と続き
登山口にゴールした時は正直ホッとした

「あ゛― ぢかれた。。。」

人も少ない二百名山
どれほどの人がいったいこの山を目指すのだろう

地図に記載されたコースタイムより時間がかかった
すれ違った おじさんとおばさんが気になる

「大丈夫ですよ 私たちだって おじさんと
おばさんなんですから・・・」

「そうだよね」

二人で顔を見合わせて笑った

道沿いに一台だけ残った車だけが 
おじさんとおばさんの帰りを待っているように見えた


comment:0 件 16/08/22 13:50


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