ひとちが'凸凹山行日記♪
 
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ひとちが
1965〜1969 生
静岡県 在
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富士山発♪ ひとちが凸凹ライフ2
のんびりやの ひとしさんと あっけらかんとした ちがこさんの楽しい日常生活の記録だよん♪ 休日の山行記録を中心に綴るお気楽ライフの始まりだぁー!!

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息子と共に♪

山名木曽駒ヶ岳(2956m)   宝剣岳(2931m)  
山行日2016/09/10
山行時間4時間30分
山行ルート千畳敷-極楽平-宝剣岳-中岳-木曽駒ヶ岳-中岳-乗越浄土-千畳敷




大学の夏休みで帰省した息子と山に出かけた

高校に引き続き大学でもワンダーフォーゲルに入部し
すっかり逞しい山男?になった息子

サークルでは通常では20キロ以上、連泊では30キロ以上を
背負って山に毎週入っているそうだ

浅黒く日焼けした顔、年期が入ったザック・・・
弱音を吐きながら初めて登った山からもう10年にもなる
今では楽しんで山に登る立派な山ヤだ

「ボクが重い荷物は背負うよ」

いつの間にか頼れる存在になった


数年前、天候不順で流れてしまった木曽駒山行
まだ中央アに足を踏み入れたことのない息子にとっては新しい山域未知のエリア

今回はロープウェイを使い いいとこ取りで山を周遊
青空と秋めいてきた山の風を感じながらの素晴らしい一日となった

千畳敷から極楽平へ
赤く実をつけたナナカマドが美しいカールに映えている

ゆっくりとした足取りで景色を堪能しながら稜線を目指す
後方には小さくなっていくロープウェイ駅と八丁坂を登るたくさんの登山者

南アルプスの山々が並び小さく富士山が顔を出す
なんていい日に登れたのだろう

極楽平に出た
南西には三ノ沢岳に続く登山道が見える

ストックをしまい岩場を越えていく
鎖のついた急な岩場は高度感抜群でパノラマに広がる景色を堪能できる
余裕もなく真剣に登り下り

数年前なら「気を付けてね、ちゃんと三点転確保で無理せずに」とかけていた言葉も
今では「お母さん気をつけてね」と先を越されてしまう

宝剣岳の山頂付近は渋滞で順番を待って山頂の岩に立つ父と息子
青空に向かって両手を大きく広げ最高地点を独り占め

宝剣山荘から中岳を越え木曽駒ヶ岳へ
たくさんの登山者に圧倒される

いつの間にか成長した息子を眺めながら いつまでも傍にいる子供ではないと実感
嬉しさと寂しさを同時に感じる複雑な心境であった

北には乗鞍岳、北アの山々、槍ヶ岳もしっかり見える
西には噴煙が上がる御嶽山

中岳を登り返し乗越浄土から千畳敷へ
ここもまた登山者の長い列ができていた





comment:0 件 16/09/12 18:18



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新潟の山にいざ出陣!

山名越後駒ヶ岳(2003m)  
山行日2016/08/20
山行時間8時間30分(休憩を含む)
山行ルート枝折峠P-明神峠-道行山-小倉山-前駒-駒ノ小屋-越後駒ヶ岳-ピストンでP




金曜の夜自宅を出発 6時間かけて枝折峠に到着
明日の山行に備えて すでに何台もの車がスタンバイ

車の横にテントを張る人、車のシートを倒し仮眠する人と
スタイルはさまざまだ

車外にテーブルを出しお弁当を食べ始めたのはいいけれど
暗闇なのでいったい何を食べているのかよくわからない・・・

闇鍋ならぬ 闇弁

しばらくすると ひとしさんが大騒ぎ

「かゆいです かゆいです 何かいます」

蚊の襲撃だ 残りのお弁当を口にへしこんで大急ぎで車に逃げ込む

防虫ネットをかけて開け放った車の窓からは満月の明るい月
月の光が明るすぎてなかなか眠れない・・・
湿けった涼しい風が時々吹き込んでくる

舗装駐車スペースはしばらくすると満車状態 
出遅れた人は下にある未舗装の駐車場に さすが百名山

早朝3時半 
ひとちがの迷惑な目覚ましで車泊仲間の登山者も動き始めた

少し明るくなり始めた登山道
ヘッデンのお世話になることもない

月が駒ヶ岳の横に浮かんでいる
振り返ると北西に八海山の姿

明神峠に到着
手前にあった神社に手を併せ山行の無事を祈る

すっかり夜が明けた
尾根から見えるゴツゴツした荒沢岳の頭にもガスがかかっていた

「天気崩れてきそうですね・・・」

朝日に照らされた駒ヶ岳もいつガスに巻かれるかわからない
一刻も早く山頂に行きたい

コースから少しそれた道行山のピークに立ち寄る 
銀山平と奥只見湖がガスの切れ間に見える

所々木道が敷かれ湿原がポチポチ
赤く色づいたガマズミともうじき赤くなるであろうナナカマド

もっさりとした尾根は徐々に標高を上げ小倉山を越えると
植生が変わり山の雰囲気も変わった

百草ノ池の横を通過する
池は立ち入り禁止となっているため周囲はヤブ

岩場の急登となり前駒まで一気に登る

途中 ひとしさんがバテ気味のためザックをチェンジ
しばし重たいザックが ちがこさんにおんぶした

下に小さな丸が見える 百草ノ池だ
駒ヶ岳が近づくにつれガスが山を覆ってきた

「きゃぁー ダメじゃん」

「このエリアの山は相性が悪いのかな?
八海山の時もエラくガスでしたよね・・・」

「ありゃん? 小屋がある」

見上げるとすぐそこに小屋の屋根
前駒がどこかわからず どうやら駒ノ小屋まで
一気に登ってしまったようだ

小屋の前の広場は展望地
ガスで周囲は真っ白け

ベンチに腰掛けしばし休憩
地図を眺めると記載されたコースタイムより早い上
山頂が見えたためか ひとしさん復活!

「ザック変えますね」

重たいザックは再び ひとしさんの背中におんぶした

小屋の横に設置されている鐘を鳴らし山頂へ向かう
急登の斜面には白い秋の花がちらほら

中ノ岳との分岐を右に曲がって少し登った場所が山頂だった

ガスとの競争に負け やっぱり山頂は真っ白け
山頂標識と記念撮影し下山する

「八海山と同じ今回もガスでしたね・・・」

標高が下がるとガスは消え 強い夏の日差しにかわった
暑いのと少々お腹が減ったのと疲れたので足取りが重い

休憩しようにも微妙に休憩できる場所がないのと
日影がないのと風がないのと猛烈な暑さに苦しめられた

同時刻に登頂した登山者たちも同じように黙々と下山している

登りはウキウキ気分だったため時間が過ぎるのが早かったが
帰路は長いこと 長いこと・・・

それでも予定時刻より2時間も早く駐車場に到着♪
山頂はガスで残念だったけどちょっと得した気分

麓に戻ると まだ収穫前の田んぼには青々した 
魚沼コシヒカリの穂が風に揺れていたよ


comment:0 件 16/08/24 08:07



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トンガリ♪ トンガリ♪

山名槍ヶ岳(3180m)   大喰岳(3101m)   中岳(3084m)   南岳(3033m)  
山行日2016/08/13 -15
山行時間13日/5時間・14日/11時間30分・15日/4時間(各日休憩を含む)
山行ルート13日:新穂高温泉P-穂高平小屋-白出沢出合-滝谷出合-槍平小屋

14日:槍平小屋-分岐-千丈乗越-槍ヶ岳-飛騨乗越-
大喰岳-中岳-南岳-南岳新道-槍平小屋

15日:槍平小屋-滝沢出合-白出沢出合-穂高平小屋-新穂高温泉P




その日が来た
いよいよ混み合うお盆の北アルプスへ

地図を眺めながら ちがこさんは悩んでいた

『今年は ひとしさんのお盆休みが短いから山にこもれるのは
3日しかないよねぇ〜 どうしたもんだか・・・』

せっかくの夏休み できればアルプスに行きたかった
悩んだあげく重たい腰を上げることに

『決めた! 今年こそ槍ヶ岳に登ろっと♪』

新穂高温泉Pから大きなザックを背負って出発
久しぶりのテント泊、心がおどった

しかし久しぶりゆえ大きな壁が立ちはだかっている
「三大無理」 という壁だ

1 長時間歩くのは無理
2 標高差のある道は無理
3 重たい荷物は無理

これじゃテント泊しない方がいいじゃん
と思われても仕方ない
でも無理なもんは無理なのだ

しか〜し

初日は標高差の少ない林道歩きが主
二日目は軽ザックでアタック
三日目は初日同様 標高差のない林道歩き

と今回の山計画は完璧なのだ!!

白出沢出合を境に林道は終わり山道となった
滝沢出合で沢にかけられた細い橋を渡り
三日間のベースキャンプ地の槍平に到着

丁度 お昼になりました♪

テン場から見上げた山々の上にはガスがたまっている
ガスの上に出ればお天気はよいのかもしれない

でも 今からは まったりタイム

テン場から1時間程度で登れる奥丸山は笠ヶ岳や穂高の眺望が
よいとのことだけど ガスがウヨウヨしているので登るのは断念

槍平まで5時間、荷物運び+寝不足でややお疲れ気味
ビールを飲み夕刻にはテントで爆睡の初日であった

二日目、早朝3時起き
4時にテン場を出発した

ひとちが同様 テント族たちの出発は早く次々とテントはなくなった

「すごいねぇ〜 みんなテントかついで上まで登るんだ」

「ですね・・・ 私たちには無理ですね 体力ないし」

登るにつれ南方向には雲海が広がり乗鞍岳が浮かんでいる
少し西には笠ヶ岳が朝日を浴びて聳えていた
東には穂高の峰々が凸凹と連なっている

「きれいですねぇ〜 来てよかった」

分岐から飛騨乗越方向にはたくさんの登山者
ひとちがが選んだ千丈乗越方向は誰もいない

夏の花が終わり秋の花が咲いている急坂を花畑をみながら
九十九に登っていく

見上げた西鎌尾根が雄大なアルプスを感じさせた

乗越まで登った
稜線上は風があり寒いくらいだ

北側には鷲羽岳を始め遠く水晶岳
赤くただれたような硫黄尾根の景色が広がる

登山者で賑わう槍ヶ岳山荘に向かう
ご来光を山頂で迎え下ってきた登山者たちが山荘の前に溜まっている

夏休みは槍ヶ岳の梯子場が渋滞すると聞いていたが思ったほどでもない
上手い具合に混雑の波の間に登頂するチャンスを得たようだ

ほとんどの登山者の背には荷物はなくヘルメット姿
梯子場から落っこちたらヘルメットがあっても?

順番を待って梯子を上った

とうとうトンガリ山の頂に立った
紺碧の空が広がり周囲には雲ひとつない

なんと素晴らしい天気に登ることができたんだろう!
山の混雑を恐れて遠のいていた時間が惜しかった
そして今この短い時を満喫できることが嬉しかった

「とうとう来たね♪」

「はい〜っ!」

大満足で梯子を下る

山荘から大喰岳・中岳・南岳を越える
後方に今登ったトンガリ山の美しい姿が小さくなっていく

「あのー 周遊でテン場までちゃんと帰れるんですか?」

いつものごとく時計を気にする ひとしさん

「いいじゃん 日が沈む前までに下ればいいんだから」

いつものごとく いいかげんな ちがこさん

午前中は天気がいい予報だが午後は崩れる
遠くの山にいた雲が徐々に押し上げられ
トンガリ山に向かって押し寄せ始めていた

アップダウンしながら大喰岳・中岳・南岳を越えた

槍付近にはたくさんの登山者がいたが このルートは
ほとんど人がいないのが不思議・・・

南岳小屋から新道を下る
すっかり稜線はガスで白く覆われた

「よかったねぇー 天気もってくれて
これから樹林帯だからもう景色はないもんね」

新道のガレ場を下る
足元が崩れそうでへっぴり腰

ガレ場が終わると細尾根のおっかない橋や
崩れて修復されていない梯子なんかの連続・・・

虫がひどく目も開けられない
コース選択をミスったような気がする・・・

午後3時半テン場に到着
11時間半のロング山行となった

1999年に開通した新道について小屋のスタッフに聞いた所
ほとんど新道は下りには使わないそうだ
ついでに登りにもあまり推奨はしていないらしい

新道は自己責任でお通り下さい

テントに戻り再び まったりした時間を過ごす
天気は徐々に崩れていった

夕食は小屋食、午後7時には爆睡
三日目の朝を迎える

初日に断念した奥丸山はやはり雲に覆われ
登ってもアルプスの山々を眺められるような状態でない
テントを撤収下山することに

白出沢出合を過ぎたあたりから雨が降りだし
次第に強くなっていった

カッパを着こんで駐車場までの林道を歩く
山頂の小屋から下山してきた登山者たちに聞くと
稜線は風が強く槍はガスに覆われていたそうだ

女心と山の天気?

お盆山行は好天に恵まれたアルプスの絶景と
まったりしたテントの時間を過ごすことができた
すばらしい山旅となった


comment:0 件 16/08/23 15:02



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スゴいぞ 山草履!

山名小菅山(1050m)  
山行日2016/08/08
山行時間4時間30分(休憩を含む)
山行ルート講堂P-三の鳥居-奥社本殿-小菅山-北竜湖の館-
七福神-六地蔵-三の鳥居-P




車泊した道の駅からほど近い
北竜湖の上に位置する小菅山

この山は戸隠神社・飯縄神社と並ぶ北信濃三大修験場のある
小菅神社の奥社本殿を持つ山であ〜る

修験霊場というだけあり奥社までの長い石段やロープ場は
麓にあるフツーの神社に参拝するのとは別格だ

昨日 道の駅から素晴らしい花火を堪能させてもらったので
小菅神社から小菅山、北竜湖を周遊するコースを狙った

とはいえ ひとしさんは乗り気でない

「昨日 佐武流山で大変だったのにまた登るんですか?
今日は登らないって言ってたじゃないですか・・・」

「あ〜そうだっけ?
神社さんだからぺんぺん草履で登れるよ
奥社まで行けばいいからさー」

と いつものいいかげんな言葉に誘導されるがまま
ペンペン草履で駐車場から出発した

本当に登れるのか?

三の鳥居から見上げた階段は素晴らしかった
石段は苔むし 独特の修行場らしい雰囲気がバンバン
テンションが上がる

鳥居の横には親切に木の枝の杖やら 金剛杖なんかがあって
自由にお借りできるのが嬉しい

「あっストック忘れたね
よかった〜 借りちゃお〜っと♪」

気に入った杖を借りてルンルンの ちがこさん

「ホントにペンペン草履でなんかいいんですか?
いっつも適当なんだから・・・」

「だって昔の人は登山靴や運動靴なんてはいてないじゃん
みんな藁草履がフツーだったんだから平気だよ」

意にかなったようなこと言うもんだから何にも言えなくなって
ショロショロと ちがこさんの後方をついていくしかない

180本もの杉の大木が並ぶ並木道
どの大木も樹齢300年を超えるお年寄り?

御座石・愛染石・隠れ石・鏡石・船石・不動石など
参道沿いには名前がつけられた石が並んでいる

奥社が近づくにつれ道は荒々しくなる

「ペンペン草履でホント行けますか?」

まだ言うか!

ずんずんおかまいなく登っていく ちがこさんを追っかけて
アブを払いながら汗ダクで登る ひとしさん

奥社に到着 社殿の横にある水場の水は冷たくて美味しかった
しばらく休憩してから山頂に向かうことにした

「え? まだ行くんですか?
山頂でしょ? ペンペン草履じゃ無理じゃないですか?」

「いけるら〜」

ずんずん山を登っていく
すごいぞ 山草履!

*ひとちがの言う「ぺんぺん草履・山草履」とは
モンベル製のビーチザンダル?のことです

美しい女神の森と呼ばれるブナ林を歩く
標高差もほとんどなく小菅山の稜線は最高♪

真夏だというのにブナ林は涼しく快適
歩いている人がいないのが不思議なくらい

看板に従い山頂へ向かう
たぶんここが山頂だろうと思われる三角点を発見
ゴキゲンな ちがこさん

「これからどうするんですか?」

「もちろん 北竜湖に下るよ」

「え゛― まだ行くんですか?」

奥社から西尾根下山道を下るものと信じていたのに予想外
時間と観光地図を見ながら不満そうな ひとしさん

「いいじゃん いいじゃん!」

結局 ちがこさんの予定通り北竜湖まで下り湖をほぼ一周
帰り道を間違えて炎天下の長い道路歩き

ようやく正規のルートへ

ポンと出た六地蔵さんがら再び参道をヒイヒイしながら上り
お借りした杖を三の鳥居まで返しに戻った

2時間の予定だったお参りコースだったのに
気付けば4時間半のペンペン草履山歩き周遊コースになっていた

これもまた修行?

楽しかったから許してね
ひとしさん♪

うはは。。。


comment:0 件 16/08/23 07:44



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2016 中年の証明♪ U

山名佐武流山(2192m)  
山行日2016/08/07
山行時間10時間10分(休憩を含む)
山行ルートドロノ木平登山口-エラクボ林道出合-檜俣川林道分岐-檜俣川降下点-物思平-ワルサ峰-西赤沢源頭-坊主平-山頂-ピストンで登山口




ちがこさんの山調べによれば・・・

佐武流山は平家落武者伝説の秋山郷から登る
中津川を挟み反対側には荒々しい鳥甲山が鎮座
そして何と言っても日帰りロングの手強い山

みなさんの山記録を拝見すると手持ちの地図の平均コースタイムより
微妙に時間がかかっているのが気になった

そんなに登りにくい山なのか?

登山口までもアクセス時間が長いため早朝出発するには
真夜中に自宅を出発しなければ不可能と思われた

結果 深夜12時出発
Am5:30登山口に到着

スタートは「佐武山近道」と看板があるドロノ木平
すでに一台道脇に車が駐車していた

「よかった先人がいるね♪」

のんびりはしていられない
下山時間を計算すると一刻も早く出発した方がよいと思われた

「さぁ 行きましょう!」

暗ぼったい登山道を登っていくとモサモサと草がうるさい
オオバコがはびこり 笹がワサワサ・・・

「なんじゃい 近道って草ボーボーじゃん」

この道は「大岩歩道」と名がつけられている
しばらく進むとエラクボ林道と交わる

車を停めた林道の先にゲートがあり先につながる林道を歩けば
同じ合流地点に出るのだが「近道」を選んだ

しかし結果は

「近道」を選んでも林道は長い
「近道」を選ばなかったら林道はもっと長い

長い林道歩きは結局避けることはできないわけだ

エラクボ林道出合からの檜俣林道は
草ボーボーで道幅も狭く嫌いなる 

と?
おじさんとおばさんが林道を下ってきた
どうやら登山口に停めてあった車の持ち主らしい

「すみません 降下地点ってこっちでいいんですか?」

あまりに長い林道なので道間違えしたのかと不安になったらしく
降下地点まで到達しないうちに戻ってきてしまったようだ

「一本道ですから間違えないと思いますよ」

おじさんとおばさんをお供に降下地点までずんずん歩くことになった
ようやく林道からの降下地点発見!

足場の悪い草がボーボー生えた急坂を檜俣川の徒渉地点まで下る
おじさんとおばさんも遅れまいと ひとちがに続く

目の前の沢には大きな石の上を水がザーザー流れていた
足を置いた石が滑って悲惨なことにならないよう祈る

張られているロープを片手に山靴でザブザブと川を渡り始めた
ありがたいことに靴に水が浸入する程の水量ではない

徒渉成功♪

後方に残された おじさんとおばさんには悪いけど 
マイペースにずんずん山を登っていくことにした

お気をつけて♪

気温は高く猛暑
ひとしさんのザックには6リットルの水
あまりの重さに無言で地面とにらめっこして登る

汗がボタボタ落ちる
立ち飲みせずにはいられない

座って休憩なんて場所も見当たらず
物思平まで急登をひたすら登る

「あ゛― 大変ですぅ…」

花もなく展望もなく その上暑く
ひとしさんの心は萎えていた

ロープ場をいくつか上り下りする 
時折右側に佐武流らしき山がチラチラ見えた

足場の悪い木の根っこがもじゃもじゃ生えた場所を越え
右展望が開けたワルサ峰に出た

ちょびっと救われた感じ
苗場山がよく見える
先には佐武流の山頂も♪

ワルサ峰は日影がないので休憩できず
少し先の木陰に座って小休止

ロープ場を下り登りかえすと西赤沢の分岐
苗場山へ向かうルートが続いている

体力的にゆとりがあれば苗場山も周遊したかった
でもね、先の赤倉山方向は酷いヤブとの情報なので却下

坊主平を過ぎ山頂に向う
山頂はほとんど展望もない 微妙な左側の景色のみ
ひょろろんと山頂標識が立つ

先に進めば白砂山
こちらも道はなくほとんどがヤブ
もちろん白砂山の姿も見えない

「大変だったよね〜」
「暑かったですぅー」

山頂に立ったものの この山のよさがイマイチ伝わらず
ただ暑いのと これから帰る道のりを考えただけで
テンションが下がっていく

「じゃ 帰えろっか・・・」

登頂記録の写真だけは撮影できたので下山開始
途中 1時間遅れで おじさんとおばさんとすれ違った

長い道のりを下り林道に出た
長い林道は これでもか! と続き
登山口にゴールした時は正直ホッとした

「あ゛― ぢかれた。。。」

人も少ない二百名山
どれほどの人がいったいこの山を目指すのだろう

地図に記載されたコースタイムより時間がかかった
すれ違った おじさんとおばさんが気になる

「大丈夫ですよ 私たちだって おじさんと
おばさんなんですから・・・」

「そうだよね」

二人で顔を見合わせて笑った

道沿いに一台だけ残った車だけが 
おじさんとおばさんの帰りを待っているように見えた


comment:0 件 16/08/22 13:50



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2016中年の証明♪ T

山名谷川岳(1977m)   万太郎山(1954m)  
山行日2016/07/30
山行時間12時間20分(休憩を含む)
山行ルートJR土合駅〜谷川岳ロープウェイ〜(西黒尾根)〜ラクダのコブ〜ザンゲ岩〜肩ノ広場〜トマノ耳〜谷川岳肩の小屋〜オジカ沢ノ頭〜小障子ノ頭〜大障子ノ頭〜万太郎山〜(吾策新道)〜井戸小屋沢ノ頭〜JR土樽駅




梅雨もすっかり明けてお天気の心配もなくなった
さ〜始まるよ ロング山行・テント泊山行

重いザックを背負うテント泊山行を控え
まずは長時間歩けるかどうか試みることにする

地図とにらめっこしながら悩む ちがこさん

谷川岳から続く万太郎山を計画したものの
避難小屋泊 もしくはロング日帰り
日帰の場合 13時間近くもかかる

『どちらにしようかな?
ひとしさんは避難小屋泊は嫌だろうな
帰りの電車に間に合えばいいかっ♪』

勝手に決めて日帰りの山支度

深夜12時 自宅を出発
土合駅に車を停めて午前4時に歩き出した

ロープウェイ駅を過ぎ 谷川岳資料館を横目に
西黒尾根から登り始める

「うがぁー
やっぱ急登だねぇ〜」

大きなブナの木たちが急登にあえぐ ひとちが達を
笑っているように見えた

山に登るたび腰を痛がる ちがこさんを気遣って
ひとしさんが6.5リットルの水と食料を背負ってくれた

今回は腰痛対策として スポーツタイツ・腰痛ベルト・
Wストック・鎮痛剤と準備万端抜かりなし

13時間という長い道のり こんなんで歩ききれるのか?
途中でリタイアなんてできないのだ

登り初めから ひとしさんのペースが上がらない
地面を見ながら口も利かず ひたすら登る

「ハァ ハァ ハァ
ぐ ぐるぢいですぅー」

しばらく日帰り6時間程度山行が続いていた
重い荷物を背負うこともなかったため
急登の西黒尾根は厳しいのだ

『大丈夫?
ぢゃないよね・・・』

自分の飲み物まで背負ってもらっているので
ちょびっと罪悪感

「1本でよければ あたしが背負うよ」
つい心にもないことを言ってしまった・・・

とたんに目がキラキラ輝いた
嬉しそうにザックを下ろし黙ってペットボトルを差し出す

6.5リットル中 2.5リットルの水が
ちがこさんの背中におんぶすることになった

『あ゛―
言うんぢゃなかった・・・』

寝不足も祟って体調はイマイチのようだけど
荷が若干減って楽になったみたいだ

樹林帯が終わりラクダのコブあたりまでくると
谷川岳の雄大な姿が目の前に広がった

「いい景色ですねぇ〜」

「西黒尾根は大変だけど
ホント登り甲斐のある尾根だよね」

ひとちがを追うように登山者が続々と登ってくる
色とりどりの夏の花が岩場で揺れていた

肩の広場からトマの耳へ到着
ガスが山頂を覆っている

「ありゃん 景色ダメだね・・・」

本日のメインは谷川岳ではないので双耳峰の片耳
オキの耳はパスして小屋まで下ることに

小屋の分岐から万太郎山方向へ
万太郎山まではピークを3つ越える

笹海が広がる美しい稜線に向かって下る
まるで緑のビロードのような尾根道が
長くどこまでも続いていた

万太郎山までにある避難小屋は2ヶ所

ドーム型の鉄製で収容人数は3~10 名程度
床はスノコ 破損している部分もあるため注意

隠れる場所のない笹海の稜線は暑い
すれ違う登山者は多いが同方向へ向かう登山者は
ほとんどいなかった

ここで疑問が生じた
『何故 みなさん逆コースなんだろ?』

すれ違った登山者のおじさんに聞いてみた

「土合駅から電車で土樽駅まで行けば6時にはスタートできるよ
西黒尾根を登るより吾策新道の方が楽だと思うけどね」

「え゛― そうなんだ」

よく考えてみれば先に電車で移動しとけば
帰りの電車の時間なんて気にする必要がないわけで

下山路は西黒尾根を使わなくても天神尾根を下れば
足の負担も少なく危険個所もない

早朝4時にスタートしなくても逆コースなら
焦る必要がなかったという事実

『なんで気付かなかったんだろ?
ま いいかっ!』

ようやく万太郎山に到着
時刻は11時半

分岐からヤブぽい道を進むと少し離れた場所に
三角点と山頂標識があった

山頂にガスいないものの 付近の峰にはガスがかかり
景色がイマイチなのが残念だった

暑さに負けて早々に吾策新道を下ることにした
今からゆっくり下っても6時の電車には十分間に合うはずだ

麓に土樽の駅がある高速道路付近がよく見える

近くに見えても実際は遠い

後方からドカドカとものすごい勢いで
お兄さんたちが駆け下ってきた

「にょぉぉぉぉ。。。
はや〜っ」

お兄さんたちは3時半の電車に乗るそうだ

土樽駅まで記載されているコースタイムは4時間半
1時間短縮できるかは お兄さんたちの脚力次第

「昔 電車ぢゃないけどバスに乗り遅れそうになった
ひとちがの山歩き史上に残る お笑い山行あったよね」

「そうそう・・・
あれは聖岳の帰りでしたよね
あの時は大変でしたぁー」

若かったあのころとは今は違う
体力に合った歩き方をしなければ安全には下れないと思った

谷川岳-万太郎山間は笹海の歩きやすいコースだった
整備され危険個所もない尾根道

万太郎からの下り 吾策新道の最初はザレ場の急坂だ

山靴が滑って何度も尻餅をつきそうになる
転んだら山肌をコロコロ転がって落ちそう

「ひゃぁ〜っ コワ」

ホっとしたのもつかの間
今度は ブッシュ・岩

足元の草がボーボー伸びている上 下には岩が隠れ
急坂なのでストックで掻き分け安全を確かめないと
うかつに足を降ろすことができないのだ

変に腰をかがめながら下るので腰痛持ちの
ちがこさんとしては辛い

時間がやけにかかる下り

後半になると ひとしさんの背負っていた水や
食料は減りザックはすっからかんになった

「楽ちんになりましたぁー」

なんとか無事下山口に到着
駅までの長い道のりを延々と歩いた

ゴロゴロゴロ
黒雲が空を覆っている

駅近くの川岸に降りてドロドロの山靴を洗う
電車に泥だらけの山靴で乗るわけにはいかない

大粒の雨が降り出した

「だから早く駅に行こうって
言ったじゃないですか!」

大急ぎでカッパを着て駅に向かった
到着時刻は午後4時20分

同じように電車を使って谷川岳を徘徊してきた登山者と
無人駅の休憩舎で会話を交わしながら電車を待った

一般乗客に混じってババっちい登山者が2名隅っこに乗った
夕刻の電車は通勤・通学の人でほぼ満車
汗臭いのでなるべく迷惑のないように心がける

谷川岳の山体をぶち抜いて作られたトンネルは長く暗い
がんばって歩いた山の上の半日をわずか10分程度で
次の駅まで行けちゃうんだから文明の利器ってすごいよね

トンネルを抜けると そこは次の駅だった


comment:0 件 16/08/22 08:37



 山行記事 MyPicture     


山足算♪U

山名霧ヶ峰(1925m)   八島湿原(0m)  
山行日2016/07/24
山行時間6時間30分
山行ルート車山肩-車山-車山乗越-殿城山分岐-南の耳-北の耳-大笹峰-ゼブラ山-奥霧小屋-八島湿原-鷲ヶ峰-八島湿原-諏訪神社-沢渡-車山肩




朝一 駐車場に到着すると霧が出たり入ったり・・・

「ありゃん? お天気イマイチ?」

終盤を迎えたニッコウキスゲが花畑を飾っている
今年は花時期が早く例年なら満開のはずの花がほとんど終わっていた

本日のお目当ての山は霧ヶ峰の一部でもある大笹峰と鷲ヶ峰
霧ヶ峰にある数あるピークの中の一座だ

しかし問題がある
この二つのピークは東西の離れた場所に位置
霧ヶ峰は何度か歩いているものの 行ったことがないピークは踏んでみたい
二座同山行で踏破するためにはピストンが良策だと思われた

が またもや欲が出た
「どうせならニッコウキスゲも見たいしー、車山のピークも踏みたいしー
八島湿原もぜ〜んぶ歩きたいじゃん!」

「え゛え゛え゛っ?」

車山は霧ヶ峰でも三角点のある一番高いピーク、八島湿原は人気の花スポット
どちらもこの時期はコミコミで混雑がキライな ひとしさんとしては避けたい

昨日も山足算で予定外山行になったのに今日もまた無謀な計画で歩こうとする
ちがこさんに不満タラタラの ひとしさん

「いいじゃん いいじゃん 時間たっぷりあるし、夜までに家に帰れば
問題ないしぃー」

半分納得がいかない顔の ひとしさんを引きずって車山肩からのスタート

車山までは道幅の広い道
草原ハイキングなので日影もなくダラダラと気象レーダードームに向かって
花を探しカメラ片手に登っていく

ハクサンフウロ・アカバナシモツケ・ウスユキソウ・マツムシソウ・ワレモコウ
など夏と秋の花が一度に咲いていた

山頂の神社にお参りした後、乗越まで下り殿城山の分岐から南の耳に向かう
車山までは人は多かったのに奥手にあるピークに向かう人はほとんどいない

見晴のいい登山道からは先ほど登った車山のドームが白く光っていた
時間が経つにつれ霧はいずこへ?
空は青くジリジリと夏の暑い日差しが襲い掛かる

「あぢぃーねぇ〜」

草原ハイキングだからと甘い考えで半袖のTシャツは無謀
隠してあった白いプヨプヨの二の腕は見る間に赤く日に焼けていく

「ひぇぇぇぇ。。。どうしよー」

今更後悔したって遅い


南の耳・北の耳を越える
数年前に歩いた時はスゴイ冒険をしているような気分だった
よくわからないくせにコースを時間で決め歩いていたあのころ・・・
それだけで満足だった

今はどうだろう?
登る山には目的があり、時間だけではなく登る意味を求めて歩いている
眼下に広がる車山高原も違う景色に見えた

北の耳からヤブっぽい更に人が歩かない大笹峰まで
ピークには標識もなく展望地のみ
山頂休憩所の建物の壁には大きく標高が書かれていた

ゼブラ山に向かう
益々日差しが強く帽子をかぶっているのに顔が痛い

「ヤバいよ熱もってるしー 明日土人になってるかも・・・
もっと顔に日焼け止めベタベタ塗ってくればよかった」

今更後悔したって遅い

八島湿原に向かう
奥窪小屋のトイレには長い行列、休憩できるようなスペースはなく
人が溢れかえっている・・・

「ぎょぇぇぇ。。。先進もっか!」

機嫌の悪い ひとしさんの顔を直視しないように木道を歩く長い行列を
追うようにして八島湿原の入り口まできた

木道は観光者とツアー登山者が入り乱れ歩きにくかった
花の時期、行きたい気持ちはあれど この時期絶対避けた方が無難な八島湿原

鷲ヶ峰方向は登山者が多い 
湿原の木道歩きに比べ登るので観光者たちは少ないのだ

一時間程度で鷲ヶ峰のピークに
ここは登山者が多くやっぱり大混雑
日影がなく暑いので写真だけ撮って退散

八島湿原に戻ると木道を歩いて車山肩までスタスタ歩いた

結局二座のピストン山行が山足算で霧ヶ峰一周コースになった
それでも昔歩いた時よりロングコースで歩けたのは十年間毎週末山を歩いていた
おかげかもしれない・・・

八島湿原の景色と霧ヶ峰の峰々からの展望を満喫できた贅沢山行となった










comment:0 件 16/08/10 18:23



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2016/07/23

山名蓼科山(2530m)  
山行日2016/07/23
山行ルート大河原峠-双子山-双子池-亀甲池-天祥寺原-分岐-将軍平-蓼科山-赤谷の分岐-大河原峠




詳しくは、...山足算♪ T


comment:0 件 16/08/03 19:17



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2016/07/10

山名足和田山(1355m)  
山行日2016/07/10
山行ルート竜宮洞穴-紅葉台-三湖台-ピストンで竜宮洞穴




詳しくは、...避暑地はここだ!


comment:0 件 16/07/19 16:05



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2016/07/03

山名茶臼山(294m)  
山行日2016/07/03
山行ルート滝の入神社P-炊事場-三本松分岐-八王子山分岐-茶臼山-八王子山分岐-立岩-炊事場-P




詳しくは、...群馬山梯子♪ W


comment:0 件 16/07/11 16:58


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